和みの風日記 十勝の空から宿だより

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zoom RSS 旅は心の洗濯

<<   作成日時 : 2017/02/01 06:41   >>

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そのお客さんは、いつもバイクでいらっしゃいます。
配色が印象的な大きめのバイクで、
毎年同じ時期に北海道旅行を楽しんでいる方。

家庭の事情で何年かお休みしていましたが、
昨年はまたいらして頂きました。
そんな方から一通のメール。
今年のご予約と共にご自身の事を書いて下さりました。

その方が始めて当宿に宿泊されたのは2011年。
震災の爪痕が生々しい宮城県で絶句した後に、北海道に入りました。
実はその前年、鬱病を患っていたそうです。
症状が重かった時には、「大好きな北海道の土になりたい」と
具体的に考えた事もある程。
ご自身もご家族も大変な思いをされた事と思います。
それでも時が経つことで軽快し、
リハビリを兼ねて旅行できるようになりました。

その方の文章です。
色々なことを考えながら、
土になるはずだった場所も含めてあちこちを
走り回り、旅の後半、和みの風さんに初めてお邪魔しました。
木のぬくもりに癒されながら、朝ごはんをいただいていた時。
窓の外で、さくらちゃんと、まだ赤ちゃんだったももちゃんが草を食み、
お宿の中には穏やかで柔らかい空気が流れていました。
その時に、病後初めて「あ、私、死ななくて良かった」と思ったのです。
(中略)
今でも、そちらへお邪魔するたびに、あの朝のことを思い出します。
お邪魔するたびに、今生きていることの素晴らしさを再確認し、
これからも生きていこうとあらためて決意する、
和みの風さんは私にとって、そんな大切な大切な場所です。
(この文章を含め今回の件はご本人より承諾頂いております。)

いつもお逢いする時にはいつもお元気そうで、
そんな過去があったとはとても思えない方。
今ではすっかり元気になって、「完治した」と自分で話せるまでに。
一度は「宿をやめる」と決断した事に対して、
思いを伝えたいとご連絡頂きました。
本当にありがたい事です。
宿をやっていてよかったと思える瞬間です。


時々、つらかった身の上話をされるお客さんがいます。
それは心の叫びである方もいれば、
遠い過去の記憶の様な方もいます。
旅行中なのに…、そんなつらい話をしなくても…
とも思いますが自分から話したくなる気分になった事を、私は嬉しく思います。
心を開き、人に話す事によって、
心の荷物が少しでも軽くなるでしょうから。

そんな気分にさせてくれるのも、旅行のすばらしい所でしょう。
「旅は心の洗濯」という言葉もあるくらいです。
つらかった事も、苦しかった事も
みんな洗い流せる程の経験をさせてくれるのだと思います。

「今生きていることの素晴らしさを再確認」、
「和みの風」がそんなお手伝いが出来たら、これもまた嬉しいですね。
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